のし紙・掛け紙について
善祥庵では、慶事・弔事ののし紙のほか、季節の花の掛け紙をご用意しております。
紙箱・木箱にお掛けできますので、ご用途に応じてご利用ください。
基本の包装
季節の掛け紙またはのし紙をおかけいたします。
内のし・外のしをご指定いただけます。
外のしには紐はかかりません。
木箱は内のしのみです。
外のしはお掛けできません。
のし紙/季節の掛け紙
季節の掛け紙は包装紙の中にお掛けいたします。
・御中元/御歳暮
・御祝/内祝
・御礼/御挨拶
・粗品/心ばかり
・御見舞/快気祝
・御供
・粗供養
・志
・粗菓
・御礼
手土産やお礼のお品、季節のご挨拶などの贈り物に、善祥庵オリジナルの季節の掛け紙をご用意しております。
季節の花と添えられた俳句は以下の通りです。
春:つなぎ椿
家々の土手より低し柳の芽
夏:鉄線
ゆづられし石に腰かけ櫻葉に
秋:菊野
湯の町の黄葉明りに風生れ
冬:山茶花
草の影うすうすと水澄みにけり
手提げ袋・メッセージカード
手提げ袋・メッセージカードをご希望の方は別途ご注文をお願いいたします。
のし紙の書き方
のし紙をご希望の場合、「のし紙の表書き」「のし紙のお名前」をお選びいただきます。
「水引」をはさんで、上下に「表書き」と「お名前」を入れることができます。
「表書き」はご贈答の用件・目的を知らせるもの、「お名前」は送り主が誰かを知らせるものです。
無記入にすることもできますので、表書きなしは「無地のし」を、お名前なしは「名前不要」をそれぞれお選びください。
ご贈答のマナーと豆知識
贈答は、習慣などにあわせてある程度の決まりごとがあります。
なにより大事なのは気持ちですが、だからこそ、基本のルールは押さえておきたいですね。
ごく一部ですが、ご贈答マナーとされるものを簡単にご紹介します。
お中元
夏の時期に、上半期のお礼として縁故者で贈り合う季節のご挨拶です。
時期を逃して遅れた場合は「暑中御見舞」「残暑御見舞」でもOK。
御中元
(贈り主)
- 時期
- 7月はじめから7月15日頃
- 予算
- 3000円~5000円
- 贈り主
-
- 苗字や会社名など。
- 無記名だと簡略的な印象に。
暑中見舞い・残暑見舞い
夏の時期にお相手の様子お伺いに贈ります。忌中や時期を逃した等でお中元としにくい場合もこちら。
※お中元は本来、忌中でも送ってよいものですが、お相手が気にしそうな場合は暑中見舞いがおすすめ。
暑中御見舞
(贈り主)
- 時期
-
- 暑中見舞い:梅雨明け~立秋(8月上旬)
- 残暑見舞い:立秋(8月上旬)~8月31日
- 予算
- 2000円~5000円
- 贈り主
- 苗字や会社名など。
お歳暮
12月に、一年のお礼として縁故者で贈り合う季節のご挨拶です。
年末はどなたも忙しいので、遅くなりすぎないようにしましょう。
御歳暮
(贈り主)
- 時期
- 12月はじめから12月15日頃
- 予算
- 3000円~5000円
- 贈り主
- 苗字や会社名など。
- 無記名だと簡略的な印象に。
お年賀
新年のご挨拶に持参する手土産品です。
新年を「慶ぶ」意味合いのものであり、忌中の方には避けましょう。
このような場合は時期を遅らせ「寒中御見舞」とするのがおすすめです。
御年賀
(贈り主)
- 時期
- 松の内(元旦は避ける)
- 予算
- 1000円~2000円
- 贈り主
- 苗字や会社名など。
出産内祝い
出産祝いをいただいた方へのお返しです。
のし紙の送り主は生まれた子供の名前を書き、お披露目を兼ねます。
通常はお祝いの半額程度、両親など高額のお祝いをいただいた方へは1/3程度の金額が相場です。
内祝
ふりがな
子供の名前
- 時期
- 生後1か月程度
- 予算
- お祝いの1/3~半額程度
- 贈り主
- 子供の名前(ふりがな)
快気祝い
病気や怪我の全快を知らせる贈答です。お見舞い返礼の意味もあります。
退院したがまだ通院が続くなど、全快ではないがお礼をする場合は「退院内祝」「御見舞御礼」といった表書きに変えてください。
快気内祝
(快癒した人)
- 時期
- 退院などから1週間~10日
- 予算
- 御見舞いの1/3程度
- 贈り主
- 快癒した人の苗字
手土産
無地ののし紙だけ掛ける[無地のし]や、「心ばかり」の表書きがよく使われます。
のし紙の代わりに善祥庵の季節の掛け紙もおすすめしております。
無地
無地
- 時期
- 訪問時に持参
- 予算
- 1000円~3000円
- 贈り主
- 無地、あるいは苗字など
お供え(法事)
法要の際、参列者が故人に対してお供えする供物です。
地域習慣と宗教・宗派といった組み合わせで様々なマナーが存在するため、できれば身近な年長者など詳しい方にご相談ください。
ここではご用命の多い一般的な仏教法要を例とします。
御供
(贈り主)
- 時期
- 送付なら法要の2・3日前
※斎場やお寺へ送る場合は要確認 - 予算
- 3000円~1万円
- 贈り主
- 苗字や会社名など。
- 注意
- 贈り主が分かるように外のしにする。
法要のお返し
法要の際、施主から参列者へお渡しする返礼です。
こちらも地域習慣と宗教・宗派といった組み合わせでマナーが変わりますので、斎場・斎主などにご相談ください。
ここではご用命の多い一般的な仏教法要を例とします。
志
(贈り主)
- 時期
- 法要当日までに用意
- 予算
- 2000円~5000円
- 贈り主
- 施主の苗字
- 注意
- 表書きについて、西日本では、会葬の引出物を「粗供養」、四十九日明けの香典返しを「満中陰志」とする場合もあります。