2022年 黒豆栽培記録
■2022年度・丹波黒大豆栽培記録
丹波の黒太郎・かね善では、兵庫県宍粟市一宮町に畑を借りて
地元のJAさんご協力の元、丹波黒大豆を育てています。
時には天候に泣かされることもありつつ…
そんな黒豆農場の様子をお届けします!
丹波黒えだまめ収穫までの振り返り
種まきから5カ月、丹波黒えだまめの出荷までを
スライドショーにまとめましたので、ぜひご覧ください。
たくさんのご注文ありがとうございました!
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
■ 2022年6月9日 黒豆の播種
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黒豆の播種が、今年も始まりました!
今年は2年ぶりにスタッフも作業に参加しました。
こちらが今年の種豆たちです。
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土の上に等間隔で並べていきます。
一粒ずつ、手作業で並べるのは、中腰にもなりやっぱり大変です…。
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雨天気味の気候で土の準備が数日遅れましたが、播種作業日は汗ばむ快晴!
元気な芽が出てほしいですね。
■ 2022年6月20日 育った苗たちを畑へ
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播種から約2週間、すくすく育った苗たちです。
まだ双葉も見えますが、本葉も出てくるくらい大きくなったので、いよいよ苗床から畑へ植え替えます!
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作業には欠かせない、移植器具アップ撮りで!
土を掘りつつ、筒の上から苗を入れ落とすと穴に収まってくれる優れもの。
あとからやさしく土をかければ完了です。
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移植後はこの通り!苗の時だと畑が広く見えますね。
でも、ぐんぐん大きくなる黒豆の葉であっという間に土が見えなくなっていきます。
今年も成長が楽しみです。
■ 2022年7月15日 土寄せが終わりました
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土寄せ作業も行う予定でしたが、不安定な雨天のため、スタッフの土寄せ作業がなかなかかなわず…
JAの方にご協力いただき、無事に作業が終わりました。
今年は発芽率が良く、雨も適度に降っているとのこと。
まずは嬉しい知らせですね!成長が楽しみです。
■ 2022年8月1日 開花直前です!
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黒豆の株、あっという間にこんなに大きくなりました。
背の高さはおおよそ60cm。
土寄せも3回目が行われ、しっかり育っています。
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今はカメムシが発生。変形豆の原因になることからどの農家さんも対応頑張られています。
生育は順調で、早い畑では花が咲き始めていますよ!
■ 2022年8月24日 黒豆の花
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先日、咲き始めていた黒豆の花が、今ではもう満開です!
茎からたくさん小さな花が顔を出しています。
紫色が点々と見えるでしょうか?
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株の背丈もぐんぐん伸びて、100cmを越えました。
110~120cmの株が多く、葉も大きく順調に育っていますよ。
少し日照時間が短いようですので、今後は秋晴れを期待したいですね。
■ 2022年9月22日 台風14号通過後のようす
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続々と台風が来る時期ですが、過去最大級の強さと言われた14号通過後のようすをお知らせします。
風が強く倒伏を心配しましたが、一部に枝折れなどが出たものの、対策の効果もあり幸い大きな被害は出ませんでした。
外縁部の株(赤丸)などは傾いてしまっていますが、生育上は大丈夫です。
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莢の数は畑によりバラつきがあるものの、おおむね去年より数が多く順調です。
写真は莢が少ないほうです。
実がしっかり膨らんできたら、いよいよ黒えだまめの季節!出荷日が決まるまでもう少お待ちくださいね。
■ 2022年10月12日 枝豆の収穫が始まりました
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畑によって生育にバラつきはあるものの、平均的にはこのくらいまで莢が成長しました!
いよいよ黒えだまめの出荷も始まっています。
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今年から「莢のみの黒えだまめ」出荷が本格化。
脱莢は機械作業ですが、莢の選別は手作業と目で。新鮮なうちに袋詰めまで行うので大変な作業です。
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黒えだまめの収穫時期はしばらく続きます。
始まったばかりでまだお届けしていないお客様も多いと思いますが、どうぞお待ちください!
■ 2022年11月30日 丹波黒大豆の新豆
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いよいよ、丹波黒大豆の収穫が始まりました!
豆に栄養を集中させるべく葉を除き、じっくり熟成・乾燥させています。
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しっかりと乾燥が進むと、莢を振るとカラカラ…と豆が中で踊る音が聞こえます。
乾燥が不十分では莢の内膜が豆の皮に癒着するので、きれいな豆が採れません。
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丹波黒大豆の収穫は始まったばかりで、これから年明けまで続きます。
収穫が終わった黒豆畑はまた来年の播種までお休みですね。
おせちに間に合うよう商品準備も頑張りますので、皆さまよいお年をお迎えください!
今年はほぼ台風の影響がない珍しい年でしたが、暖かすぎて作柄は平年並みというちょっと残念な結果に…。
昔ながらの栽培方法だけではなく、気候にあわせたあたらしい黒豆生育の試みも行われています。
来年も精進をかさねて、豊作を目指して頑張っていきたいですね!